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階段

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地震の影響がありながらも、現場は着々と進んでいます。
この前行った時は、階段が進められていました。
階段ができると、なんだか急に住宅らしくなってきます。

今回の階段は、シースルーです。
軽やかでシンプルなデザインにしています。
支えとなる支持材も、普通はギザギザになる形状を、シンプルに真っ直ぐの材で通しました。(上図参照)

荷重を考え、支持材を中心から少しずらしたのが、逆にかっこよく仕上がったと思います。

今日もこれから、現場打合せに行ってきます。(風邪よ速く去れ!(-_-;))
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Length of desire

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風邪を引きました。喉が痛く、咳が止まらず大変です。そのせいなのか、どうなのか分かりませんが、一昨日、ふと変な思いをしました。
風邪薬を飲もうとした僕は、「まあ、これは次回に取っておこう」と戻しました。そこで、「うん?」と思ったのです。

僕は自他共に認める倹約家(毎度ですが、嫁曰く「ケチ!」)です。確かに幼児期から鍛えこまれた、細かい節約精神が体に染み付いています。しかし、今現在、自分が風邪を引いており、薬が必要な時に、次回を考えるのはいかがなものかと。
「今、使わんでいつ使う!」という考えと、「いつか使うから取っておこう」という精神は、表裏一体です。そして、「ちょっとずつ使うと節約できる」と思っていたことが、結局「最初から一気に使っておいた方がよかった」という結果をもたらす事は、世の中往々にしてあります。今回のように、風邪薬を飲んだり飲まなかったりして、風邪が長引き、結局病院にいくはめになるよりも、最初から続けて薬を服用して、ちゃっちゃと直したほうが、よっぽど、合理的です。

しかし、物理的に節約した方が、長持ちする場合はどうでしょう?例えば、歯磨き粉や、シャンプーなんかは少量使った方が、もちろん長持ちします。
今回、熱のある頭をフル回転し、普段使うトイレットペーパーをいつもより、50cm多く取り、ゆったり使ったとしたら、という計算をしました。家族4人で一日1人1回の使用としたら、1日で2m、一ヶ月で60m、さらに一年で、720mも違うのです!
「これはすごい!やはり節約の意味がある!」と思い、トイレットロールの長さを見たら、一本60m。それが1ダース(計12個)入りで、ちょうど同じ720m。値段を見たら、299円。一年間、がんばって節約して、299円。
何かとても非効率な事をしているような気がしました。

洗剤をちょこっと付けてひたすら皿をゴシゴシ洗ったり、薄ーくなったフェルトペンを使いまわしたり、いつ使うか分からないポイントカードでパンパンの財布を持ち歩いたり。皆さんご存知のように、節約はとても疲れますが、実はあまり効果がないのかもしれません。

今回の地震で、節電を言われています。確かに必要なことでしょう。しかしそのような電化製品に頼らざるを得なくなったこの物質社会を、もう一度見直さないといけないと思います。我慢してるといつかどこかに無理がきますからね。(しかし、そういった便利グッズがなくなる生活も、また不便で我慢を強いられるのでしょう。あぁ、矛盾。)

なぜか僕のケチ話から、壮大な社会ネタになってしまいましたが、とにかく、今は熱を下げるために、ケーキの底に敷いてあった保冷材を頭に巻くという、どこまでもエコロジーで、したたかな僕でした。

色々

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インテリアの色合いって本当に難しいです。
コーディネートによってまったくイメージが変わってきます。
しかも、色というのは「主観的」なので、人によっても感じ方が異なりますし、好みの色合いも分かれます。

なので最近は、あまり最初から「この色にしましょう!」と提示するのではなく、建物コンセプトに沿って揃えた何種類かの色の組み合わせを、お施主さんに見てもらい、その中で検討して頂くようにしています。
その話し合いの中で、設計者としての意見を聞かれた時に、自分の気に入っている色と、その理由を説明できるように、しっかり考えてから打ち合わせに向かうようにしています。

そのようなやり取りを通し、お客様と建築家のコラボレーションが生まれるのです。

Silent history

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先日、京都に行ってきました。京都は阪急でもすぐいけるのですが、いつもなかなか足を向けません。なのでいつまでたっても京都には、「観光」というイメージが付きまとってしまいます。
とにかく、その日は少し暖かかったので、行ってみることにしました。
もちろん、京都と言っても広いので、どこにしようかと迷ったのですが、あまり行かない方面で、まだ見ていない神社・仏閣を探すべく、散歩観光のパンフレットを手に取り、洛南方面に向かいました。
まず行ったのは、泉涌寺で、入場するなり仏殿を見下ろす坂があり、ビジュアル的に2次元的に見え面白かったです。さらに軒の垂木が放射線状に出る工法は、最も加工が難しいと聞いたことがあり、それを見れて感激しました。(かなりマニアック)
泉涌寺を後にし、渓谷にかかる通天橋を恐る恐る渡り、次に向かったのは東福寺。巨大な木造建築が御出迎えしてくれます。奈良や京都で、こういった木造歴史建築を見ると「よくも木造でこんなドデカイ物が作れるものだ!」といつも驚かされます。
東福寺には他に、八相の庭という石庭があり、教科書に載るくらい有名です。特に「市松模様」にレイアウトされた、西・北側の庭は、今見てもモダンなイメージを受けます。
東福寺からブラブラ歩き、伏見稲荷の前で昼食。ここで有名な「スズメの焼き鳥」を食べました。スズメが減っているからか、観光地だからか、結構高めでした。味は鶏に近いのですが、小骨がいっぱい入っており、やはりスズメを食べている感覚。(嫁は「夢にまで見たスズメの焼き鳥!!」といって食べていました。「夢に見る程って・・・」と内心思ってしまいました。)
とにかく、昼食で腹を満たし、伏見稲荷にGO! 有名な千本鳥居の写真を撮りまくり、楽しい散歩でした。(途中別道を行き、竹林を抜けると青木神社という、かなりイケテル神社にも遭遇!知る人ぞ知る名所でした。)
その他、近くの寺などもまわり、とても有意義な一日でした。
しかし伏見といえば、「酒蔵の町」。
次回は神社仏閣は一旦置いといて、その辺を綿密に回りたいと思います。(ニヤリ)

内部工事

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住宅エコポイントの関係からか、なかなか手に入らなかった断熱材も何とか間に合い、内部工事が進んでいます。
前回の打ち合わせでは、お施主様に良い色合いの壁紙の色を選んでいただいたので、シックで落ち着いた空間になると思います。
ちなみにお施主様はカラーコーディネーターの資格をお持ちなので、提案する僕も少し緊張しました。
(^_^;)
とにかく、一刻も早く良い家ができるようにがんばります!

right_light_wright

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とても大規模な地震が起きてしまいました。日本にとって非常な危機状態です。特に、東京から東北にかけては、今、本当に大混乱だと思います。とにかく落ちついて正しい情報を掴むしかありません。

3月11日の3時ごろ、僕は事務所でラジオを聴きながら仕事をしていました。ラジオでは「13階のラジオブースは今すごく揺れています!」と言ったのですが、西宮の僕はまったく体感がありません。照明を見ると多少揺れていますが、そんなに大きなものと思いませんでした。
しかしその10分後に被災状況が放送されるにつけ、「これはマズイ!長周期地震だ!」と直感しました。というのは、長周期地震は地面ごと大きな振り幅で動くので、体感しにくく、まるで大型フェリーがゆっくり揺らいでいるような感覚なのです。
大学の時の構造の先生が話していた話では、「長周期地震が発生すると、超高層ビルの倒壊が起こる可能性があり、周辺建物にも莫大な被害が及ぶ」ということだったので、どうなるのか想像できませんでした。

幸い、日本の建築技術の優秀さが発揮され、建物の「しなり」がしっかり働き、超高層ビルはあまり問題が無かったようですが、それよりも津波の影響の方が大きく、目を覆うような惨状でした。
今回、本当に「地震」が起こす多面的な問題における、建築のあり方を考えされられました。しかし、これらを想定して法律を変えたり、いくら強化しても、自然が起こす災害に完全に対応できることなんて不可能です。ただただ、「なるべく、できるだけ安全なもの」を考えていくしかありません。
残念ながら、自然に脅威に比べたら、人間は微力なのです。

とにかく、電気が不足しているということで、なるべくみんなで協力し節電などを心がけ、早い復旧を祈るしかありません。

そんな中、義援金詐欺を起こす奴や、被災者が余震の中「天井が落ちてくるかもしれない」体育館で不安にしているのに、一人だけヘルメットをかぶりインタビューしているレポーター、放送室の背景に書類を無理に積み上げ、緊急性をここぞとばかりに「演出」しているテレビ局に、無神経さを感じるのは僕だけなのでしょうか?
なぜかとても腹が立ってしまいました。

管理建築士講習

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昨日は管理建築士講習に行ってきました。

最近はどんどん法律が変わり、僕も含み、建築業界全体がなかなか馴染めていないようです。

とにかく、これからも勉強します。(-_-;)

Love_&_peace

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祝!ホームページリニューアル!!(泣)

昨年度から構想を練りつつけた、ホームページリニューアルがついに完成!とても長い道のりでした。協力していただいた皆様、本当にありがとうございました。そして、制作会社の担当者さん、僕の細かい要望を聞いて頂き感謝・感謝です。


「今までのホームページは分かりにくい!」「取っ付きにくい!」ということで、絵も付けて分かりやすく説明させていただきました。とにかく、細部にいたるまで、集中して作成したので、皆さんも瞠目・刮目してご覧ください。(でないと怒ります)


今後とも、宜しくお願いいたします。


ということで、何とか先週末にはほぼ完了していたので、週末に久しぶりに友人・知人と遠出し、イノシシさんを食べてきました。僕にとっては、ホームページ完成祝いです。


このお店はその地元では有名らしく、結構人がいました。日本家屋の木造建築の大広間に、いくつも囲炉裏が並べられ、赤出汁で味付けられた鍋がグツグツ煮えています。
そこに新鮮な猪肉と様々な野菜が投入され、「マズイはずがない!」といった感じでした。さらに、串に刺した、きりたんぽや、川魚のヤマメを炭にかざせば、もうこの2ヶ月の苦労は吹っ飛びます。旨い物を頂き、お酒も控えめで終わらせ(←今までの流れで行くと、これが一番エライ)、休日をのんびり過ごせた僕は、ちょっと大人になったのかもしれません。


しかし、帰ってから「囲炉裏がほーしーい!!」と駄々をこねるあたりは、まだまだですが。

Last winter

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2週連続で、本や映画の感想になりますが、あまりによかったので、また書きます。映画「Dear doctor(西川美和監督)」を見ました。とても泣けるだけでなく、とても考えさせられる映画でした。

舞台は田舎町で、そこで起こる医者の失踪事件から始まります。警察が着て調べ始めますが、その村唯一の医者のハッキリした素性がいまいち分かりません。しかし、よくよく村人に聞いていくと、おかしな事実が分かってきます。法的には許されない事実の裏に隠された、「本当の優しさとは何なのか?」を、面白くそして静かに問いかける良い映画でした。コンセプトだけでなく役者陣もとても良い感じでした。(鶴瓶師匠最高っす!)

映画のキャッチコピーでも出てくる「その嘘は、罪ですか。」という映画のコンセプトは、「嘘も方便」とはまた違うニュアンスが含まれています。良く使う「嘘も方便」は、確かに相手を傷つけないための嘘かもしれませんが、もしその嘘が、相手の人生や、自分自身の人生まで変えてしまう嘘ならば、あなたはつけますか?

この映画を見た時、約10年位前の本当のニュースを思い出しました。ある病院の個室で、兄が弟を殺してしまいます。その弟は病気がひどく、とても苦しがっていたそうです。さらに高額の医療費がかかり、生活もギリギリのようでした。そして兄は弟を泣きながら、確か枕を押し当てて殺してしまいます。そのまますぐに警察に逮捕され裁判に掛けられたのですが、病院側は「心電計を調べると、兄が殺害する直前に、既に弟の心臓は止まっていたので、既に死んでいる遺体に枕を押し当ててもそれは殺人でない」というようなコメントをし、その兄は無罪になりました。この裁判結果を聞いたとき、裁判にかかわる全員の心意気が分かり、僕はガッツポーズをしたのを覚えています。

人を人が思いやるという気持ちは、「人は法の前に人間である」という、本来の人間の根源の姿であると思います。しかし、そればかりを正当化しても社会は成り立ちません。このジレンマに、現代社会がもつ歪があるのではないでしょうか?松下幸之助さんの「いくら論理的に正しくても、人情が無ければそれは正義でない」という言葉がありますが、その通りだと思います。

僕自身、全然できた人間ではありませんが、なるべく人の気持ちを汲み取れる人になりたいと思います。

 最近、特に、本当に、そう思うんです。

新生オオタデザインオフィス

ただいま、HP作成中、ブログの調整中です。
すいません。

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