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Strawberry fields

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先日、とうとう念願がかないました!
あの、目神山の家に行けたのです!

といっても、一般の人には「はてな?何のこと?」という感じだと思います。

目神山の家(回帰草庵)とは、石井修さんという建築家が建てた家で、目神山に埋まるように建っています。
以前から、事務所の近くにあることは知っていたので、散歩がてらに行って、チラリと覗いて見ることもありましたが、なんせ、人様のお宅なのでそうそう勝手に入っていけません。
建築雑誌では何度も見ていたのですが、「中はどんなんになってんのかなー」と想像を膨らますだけでした。

それが、この前とうとう訪問できました。
なぜなら、先輩の先輩が石井さんのご子息だったのです。

あのいつも散歩の時覗いていた、「外から見ると何もない」外観の門扉を抜けると、まず草の屋根と、少し下るアプローチが目に入ります。屋根に上ると山しか見えないすばらしい敷地で、鳥のさえずりが清々しいです。

下におり玄関を入ると、廊下の右側に広い中庭があり、空間に広がりを与えます。
その中庭にロの字型にを廊下が回り、それぞれの部屋にも続きます。
一番いいのは、リビングへの導入です。
この家は山の傾斜をそのまま生かしているので、中庭を見ながら、リビングに降りていく時の雰囲気がとてもいいのです。

そしてリビングは、落ち着いた暗さがあります。最近の住宅は「明るさ」を追及しがちですが、暗い部分が家の中にあってもいいのです。
目神山の家のリビングは、正面の壁中央に暖炉があり、その両サイドは山の茂みに向かって窓が配置されています。
この窓は全開放できるようになっているので、山からのマイナスイオンが「これでもか」と入ってきますし、何よりも木が手に届く所にあり、空中に浮いているような錯覚に陥ります。

ほかに、これも草木に近い和室や、2世帯用に増築されたキッチン(天井・壁がガラスのキッチンでとても明るい!)などなど色々と勉強になりました。

一緒にいた工務店社長は「ここに来ると、いつも新たな発見をする」といってられたので、僕もまたワイン片手にお呼ばれに預かりたいと思います。

先輩、これからも、よろしくお願いします。
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we love wonders

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先日、世界遺産なんかのTVを見ているときに、ふと思った事があります。
それは、「1000年後に、今の人々が感じているような、ロマンはあるのか?」と言う事です。

例えば、ピラミッドやマチュピチュ遺跡、モアイ像など、いまだによく分からないものが地球上には、まだまだたくさん溢れています。
いつ誰が何の為に作ったのか?その周りに、バラバラにちりばめられた、文字だの、破片だのを寄せ集め、考古学者は昔を推測するのです。(いつ考えても、楽しそうな職業です。)
これらの不可思議な物は決して、学者さんの為だけではなく、観光に行った我々も、「昔の人は凄いなー」などと感動できる訳です。

これらのロマン物は、数千年前に作られた物です。
石などでできた強固なものもありますが、ピラミッドのように少しずつ風化していき、残念ながらいつかは、無くなるでしょう。
そうすると、次の世代の物に「ロマン」を寄せたくなるのが人情ですが、そこでよく考えてください。

今の世の中に「数千年後まで残せるロマン」はあるでしょうか?

全てものは記録され、いつ誰が何のために作ったかすぐ分かります。
そして、そもそも数千年後まで存在する物自体が、ありますか?

そう考えると、未来の人類は、何の楽しみもなくなってしまいます。(考古学と言う学問自体、なくなってしまうかもしれません。)

そこで、僕は思うのです。
政府は、まったく分けの分からない馬鹿でかい物を、作ったらいいのではないかと。

昔の不可思議な物には、恐らく何らかの意味があったと思います。
崇拝の対象や、季節の把握、生活の環境作りなど、色々な要素があったのでしょう。
だから人は、それを解き明かしたくなるのです。

ただ、今の時代にそれをやってしまうと、数千年後まで「あぁ、これって、電卓とかいうやつでしょ。教科書に載ってたもん」と全然、面白くありません。

だから、あえてまったく意味のないもの、そして馬鹿でかい物を作るのです。
そうすると、現代人でも「何これ?」となります。
そして、その「何これ?」が数千年後まで続くのです。

さらに「デカイ」と言う事は、それだけで人目を引きます。
みんな、なぜか馬鹿でかい物が大好きです。
馬鹿でかいカボチャ、馬鹿でかいトレーラー、馬鹿でかいハンバーガーなど、「デカイ」物はよくニュースになります。
「この前さー、馬鹿でかいアゲハ蝶見つけたよー。羽が、うちわ位ありやがんの!」というと見んな、「へー」と興味津々で聞いてくれます。


なので、何でもいいんです。
例えば、大阪駅前の再開発地に、石を積み上げ、100mくらいの立方体を作るんです。

そうすると、今でも、「何を作りよんねん!」と話題になるだけでなく、逆にそれに勝手に意味付けしだす人が出てくるでしょう。
そうなると締めたもんです。

そしてこれは、現代にはまったく無意味で、コストがかかる物ですが、数千年後の日本の、観光資源になること間違いなしです。 
「嘆きの壁」ではなく、大阪らしく「笑いの壁」と呼ばれ、若手芸人が壁に向かい漫才の練習に励み、近くではおばちゃんがたこ焼きを作り、おっちゃんが飲んだくれるという、なんともすばらしい環境ができるわけです。

こういう前向きな無駄が、将来の日本を救うのではないでしょうか?

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