FC2ブログ
info

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

image251.jpg

第145回直木賞「下町ロケット(著:池井戸 潤)」読みました!
イヤー、泣けました。
とにかく、かっこいいんです。
自分の会社や製品にプライドを持って、大企業に挑んでいく主人公たちの姿を読んでいると、「今の日本に必要な底力はこれだ!」と思わせてくれます。

ストーリーは、宇宙科学開発機構の研究者であった佃航平の失敗から始まります。
結局、研究所をやめることになった佃は、実家の部品製作所を引き継ぎますが、研究者としての経験を元に、中小企業としては異例の研究設備を設け、自分なりに研究を進めます。

正確な技術力で作られた製品や、その時に閃いた技術を特許申請するのですが、そこにはその技術を巻き上げようとする「大企業」が、あの手この手で佃の会社を苦しめます。
そのような状態で起こる資金繰りや、受注の減少で、会社内がどんどん不安定になり、社員同士に不和が起こり始めます。
技術者の命ともいえる特許や、高度な技術力で作られる製品、さらに会社自体の運営はどうなっていくのか・・・。

とてもよくできたストーリー展開で、それぞれのキャラクターがとても良い味を出しています。
中には社長方針に常に反対を示す社員もいますが、逆に組織にはそういうストッパーの立場となる人も必要なので、リアルな会社風景が描かれていました。


話は変わりますが、少し前に「ほこxたて」と言う番組で、「絶対穴の開かない金属」と「どんなものにも穴を開けるドリル」の対決がありました。
金属にドリルが貫通すればドリルの勝ち、ドリルが折れるか機械の安全装置が働き止ってしまえば金属が勝ちというルール。
勝負は約2、3ミリ程度掘り進めたところで、火花が散り、ドリル側は欠け、金属側は割れてしまいました。
そこでドリル会社が「いや、金属を割ってしまったらドリルの意味がない。お客さんが必要なのは穴なので、今回は負けです。」といい、金属会社は「割れない用途の為に作っている材料が割れたら意味がない。今回はうちの負けです。」と両方が負けを主張した時に、涙が出そうになりました。


震災やら、円高やら、外交やら、色々問題はありますが、日本は今からでも、十分世界一になれると思います。
そんな、世界に誇る技術力がたくさんある日本に、今一番読んで欲しい本です。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント


info
プロフィール

オオタデザイン

Author:オオタデザイン
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
info info
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。